小5までにやってきたこと
塾での年次でいう小5が始まって2ヶ月が経とうとしています。
体感的には、すでに小4時代は随分前のことになりどんなことをやってきたのか忘れつつあるので、備忘録的にまとめてみます。
公文:
年中で国語・数学開始 国語Lで終了 数学Jで継続中。
小3で英語開始 現在Iで継続中。
算数は、算数教材塾探求という、ここは個人でやっているのかな?教材販売サイトから以下教材を購入。
小3:小3グランプリ算数(終了)
小3後半:小4対話式算数・小4集中図形/場合の数・小4グランプリ算数
(全て終了)
小4後半:上の小5版(取り組み中)
小4の時はメインの対話式は何回か回すことができたが、さすがに通塾開始するとそんな余裕はなく、一通りやるのが精一杯。小5対話式については定着は目指さず、復習は塾でやるという意識で、一通り夏前には終了させたいところ。
感想としては、算数に関しては小4の間はこれだけやっとおけば十分かな。とくに息子の場合は読書好きということもあり、教えなくても教材読んで練習問題を解いていたので、特に親が教えることもなく(親の自分は教材読んでないので教えられない)。
これに加えて、以前書いた最強ドリル図形を3周とスピードアップ算数発展を虫食い的に。
図形はかなりやりこんだので、得意なはず、と信じたい。場合の数はもう少しなんとかしたい。
小4の模試
2/1-3の三日間、天候に恵まれ良かったですね。
2年後にもこんな天候なら良いのですが。
さて、塾で言うところの小4も終わり、小5が始まり今月から週3の通塾が始まります。まずは、スケジュールと勉強量に早く慣れたいところ。
以前、小四の模試について記載しましたが、結果としては大手塾の普通の模試は受けずに終わってしまった。
受けたのは、小規模塾の模試x2と、早稲アカのトップレベル、1月の希のプレ灘中の計4回。プレ灘中は算数偏差値が65超え、また週末に予習シリーズやっているだけの理科が60越えと予想外に良く本人も自信になった模様。
この調子で5年も突っ走って欲しいものです。
そういえば、小3の時に、SAPIXの入室テストと駿台浜の公開テストも受けてるんで、あと、日能研と四谷を受ければ関東の大手塾のテストは一通りうけたことになります。これも大手塾に通わないメリットとして、場慣れ・アウェー慣れにもなるんで、色々回ってみたいと思います。
目で解く図形
少し前から取り組んでいるのがこの教材です。
- 作者: 栗田哲也
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2010/02/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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栗田先生ファンなら外せない図形のドリル。
目で解く図形ということで、鉛筆を使わずに頭の中だけで解くのがコンセプトですが、これがなかなか難しい。3回繰り返してもまださっと解けるようにならない。
ところが、4回目ともなるとかなりスムーズに解けるようになってきた様子。ようやく効果が出てきたか?
この本はネットでも評判いいですが、残念ながら絶版になった様子。東京出版のような学習教材系の出版社と違い、こういう一般の出版社からの教材はすぐ絶版になるから要注意ですね。
ただし、ここに収められている問題は、以前紹介したスピードアップ算数(発展)の図形のパートにも結構収められてますので、そちらで代用も可能(勿論こちらの本の方が問題数多いですが)。
これが終わったら、またスピードアップ算数に戻る予定なので、そこでまた復習したいと考えているところです。
そのうち、取り組んでいる/これから取り組もうとしている教材を備忘録的にまとめようと思います。
国語入試問題必勝法?
清水義範の著作で「国語入試問題必勝法」というのがある。
ずいぶん前に読んだ記憶があるが、文庫が90年かー。やはり古いなあ。
最近、妻が図書館からたまたま借りてきたので、懐かしく読んでみた。
勿論、氏の著作なので、ホンモノの国語の入手対策ではなくパスティーシュであるが、パスティーシュだけあって、ホンモノっぽい対策が書いてある。息子もケラケラ笑いながら読んでいた(同じ本の違う話のようであるが)ので、次のテストで試してみる様に助言したが、さすがに断られた。--ちなみにこれは大学入試を対象にした話です。
この話の中に、問題の本文を読まずに正解の選択肢を選ぶ方法というのがあり、本当に解けるか、昨日息子がテストを受けてきたのでそれを題材に試してみた。
息子を隣に座られせて、設問と選択肢をたよりに、これは長短除外の法則でダメ、こっちは正論だからダメとかやってみると、全然合いませんね。
ではと、真剣に設問だけで解けるかとやってみると、結構解けるもんですね。この設問からこの選択肢はないだろう。いくらなんでもA子さんはこんな気持ちではないだろうとか、最後の結論なんだから、後ろ向きではないだろうとか、適当に問題を予想しながら解いてみる。それに子供がツッコミを入れてくる。と結構あっている。まあ、4年相手の問題なんでそうはひねくれてはいない。
まあ、お遊びですが、出題者の意図がわかったり、子供にもいい復習になったりと思わぬ副産物があり、たまにやってみてもいいかも。
早稲アカ トップレベル模試とK会
少し前の12月の話ですが、早稲アカのトップレベル模試を受けに行ってきました。
目的は、子供がどこまでできるかしるためと、保護者向けの講演を聞くこと。8月のも受けたかったのですが、旅行と重なり断念。受けた方のブログを読むと、講演では普段聞けない刺激的な内容のようなのでそれに期待。
実際の講演の内容は、正直8月の内容とそれほど変わらないようで、ブログで読んだ内容が続きます。印象に残ったところでいうと、
- トップ集団にいることは必要だが、反復学習でその中で上位を目指す必要はない。(トップ集団とはSSクラスのことらしいが、塾外生としてはどの程度のレベルかよくわからない)
- このレベルの子供には思考系の問題の比率を増やして欲しい。反復学習を超えるとまでは言わないが、同程度には(では具体的にはどんな課題に取り組めば良いのかについては言及なし。早稲アカのトップクラスでは取り組んでいるのかな?ここについても、SSクラスではやってます的なお話はなく)
- 昔は、早稲アカは御三家の問題を分析・類型化して生徒に徹底反復させていたが(まさにハチマキの早稲アカのイメージ)、それがうまく行かなかった。今回のトップレベル模試もそうだが、方向転換して思考系に振ってきて、御三家の実績も伸びてきた。----この辺、正直印象良かった。ただ、その後はSSから開成何割受かった等の宣伝が続く。まあ無料なんで仕方ないですが。
講演はそれなりに面白かったものの、運営に不手際あり、息子は結構早めに教室したのに、試験開始が遅れ、解説授業はほとんどなかった模様。遅く入った子の教室では時間通りだった様で、もうちょっとキチンとやって欲しいところ。
ちなみに、結果はあんまり頑張ってない国語は偏差値60超えたものの、頑張った算数は60行かず。
5年生も8月12月の同日に開成模試等あり保護者会もある様なので余裕があればまた参加しようかな。
さて、次の週の16日ですが、K会の小学生向けイベントに参加しました。
小学生対象イベント円周率の秘密 | 小学生のための数学講座 | 講座案内・時間割 | K会 | 数学・英語・情報科学・物理を深く学べる塾 河合塾
全部で20-30人程でしょうか。賢そうな子ばかり。
円に内接する多角形の周の長さから円周率を求めようということで、電卓を使って計算していきます。ルートや三平方の定理の話も出てくるので、(簡単な説明はあるものの)これらの知識があった方が楽しめるとおもう。息子は一応公文でこの辺はやっているので、わけわからず計算だけということにはならず、理屈もわかった模様。
ただし、配られた計算機で遊び始めて全然説明聞かないので途中で取り上げた。
4月からの講座も面白そうで、親の自分が参加したいのもいくつかあり。
小学生のための数学講座 | 講座案内・時間割 | K会 | 数学・英語・情報科学・物理を深く学べる塾 河合塾
複素数とか小学生にどうやって教えるのか興味あり。
ただ、5年から通塾始まるし、拘束時間ながく、子供一人じゃ本郷まで行けないし、悩みどころ。スポット参加にするかなぁ。
ジュニア算数オリンピック 2018 ファイナルの問題②
前回の続きです。
問題はこちら:
1から1024までの整数が順に並んでいます。次の操作を行って、数字を消していきます。
操作: 一番最初に書いてある整数を消す。その後は3個おきに消せなくなるまで整数を消す。
- 1000は何回めの操作で消えますか。(正答率28.06%)
- 1000は1番めの1から数えて、何番めに消される数ですか。(6.12%)
さて、解法です。
こんな風に傾いた台に ボールが1024個ならんでいて、1000番目だけが赤だとします。
ここで、「一番左のボールを取り出し、その後3個おきにボールを取り出す」という操作をおこないます。
ボールを取り出すと残ったボールは左に寄って行きますね。
一番右までこの操作が一通り終わったら、この操作をまた左から行います。何回この操作を行ったら赤いボールを取り出すことができるか?というのが1.の問題です。
さて、取り出されるボールの番号ですが、その番号が4で割って1余った数の場合ですね。
では、1000番目にある赤いボールでやってみましょう。
- 1回目の操作:1000÷4=250 余りなし→取り出されない。この操作の結果、1000より前の250個が取り出されるので、赤いボールは左から750番目になります。
- 2回目:750÷4=187…2→取り出されない。余り2個のうち最初の1個はとりだされるので、取り出されるのは188個。これで次は750-188=562番目に。
- 3回目:562÷4=140...2→取り出されない。562-141=421
- 4回目:421÷4=105...1→余り1になったので取り出される。
答えは4回目。たぶん、ほとんどの子はこうやって解いたんじゃないかな?
つぎに、2.の問題です。これは1.が解けたら楽勝ですね。上の1から4で取り出した数を合計するだけです。
答え:250+188+141+106(赤は106番目に取り出される)=685
なーんて安易に解いている日本人のなんと多いことか。
ぼーっと解いているんじゃねーよ!! (byチコちゃん)
すみません。ぼーっと解いてしまいました。
上の図をよく見ると、ボールは1024個ありました。てーことは1〜3の操作では赤いボールより右にあるボールのことも考えなければいけません。上の計算では、右側のボールのことを考えてませんね〜。
ではやり直し。
- 1024÷4= 256 256個取り出し残りは768
- 768÷4= 192 192個取り出し残りは576
- 576÷4=144 144個取り出し
- これは先ほど計算した通り、赤いボールまで106個取り出し
よって答えは、256+192+144+106=698番目
この問題、1の正答率が28%なのに、2が6%と大きく差がついたのは、これで引っかかったんでしょうね。引っかかったのは22÷28=79%。
8割近くのお子様が引っかかりました(自分もそう)。まあ、他の理由の可能性もありますが。
今回のファイナルですが、解説読むと、なるほどこういう発想の転換が必要なんだな、と勉強になることも多々あり、難しすぎずに良かったんじゃないかと素人の父親の感想でした。
もう一つ。最後の図形の問題の解説はなるほどと思いつつ、これはちょっと解けないなと思いつつ、算数星人さんのwebをみると、別解が。自分としてはこっちの方がしっくりくるかな。