国語入試問題必勝法?
清水義範の著作で「国語入試問題必勝法」というのがある。
ずいぶん前に読んだ記憶があるが、文庫が90年かー。やはり古いなあ。
最近、妻が図書館からたまたま借りてきたので、懐かしく読んでみた。
勿論、氏の著作なので、ホンモノの国語の入手対策ではなくパスティーシュであるが、パスティーシュだけあって、ホンモノっぽい対策が書いてある。息子もケラケラ笑いながら読んでいた(同じ本の違う話のようであるが)ので、次のテストで試してみる様に助言したが、さすがに断られた。--ちなみにこれは大学入試を対象にした話です。
この話の中に、問題の本文を読まずに正解の選択肢を選ぶ方法というのがあり、本当に解けるか、昨日息子がテストを受けてきたのでそれを題材に試してみた。
息子を隣に座られせて、設問と選択肢をたよりに、これは長短除外の法則でダメ、こっちは正論だからダメとかやってみると、全然合いませんね。
ではと、真剣に設問だけで解けるかとやってみると、結構解けるもんですね。この設問からこの選択肢はないだろう。いくらなんでもA子さんはこんな気持ちではないだろうとか、最後の結論なんだから、後ろ向きではないだろうとか、適当に問題を予想しながら解いてみる。それに子供がツッコミを入れてくる。と結構あっている。まあ、4年相手の問題なんでそうはひねくれてはいない。
まあ、お遊びですが、出題者の意図がわかったり、子供にもいい復習になったりと思わぬ副産物があり、たまにやってみてもいいかも。