ジュニア算数オリンピック 2018 ファイナルの問題①

すっかり忘れていましたが、ちょっと前に算数オリンピックの結果報告書が送られてきました。

1-2年前にテレビにも出ていた算数オリンピックの金メダルの子はすごいですね。今回もジュニア広中杯で金メダルでした。さすが神と言われるだけあるなあ。

 

で、報告書には今年のすべての問題と解答・解説が載っているので、ジュニア算オリのファイナルを解いてみました。子供ではなく、自分が。

結果は、ほぼ平均点の42点。

見事に正答率50%以下の問題は解けず…。多分子供にやれせても同じような結果になりそう。冬休みあたりにやらせてみよう。

しかし、この報告書も問題集も正答率が載っているのはいいが、配点も載せて欲しい。

仕方ないので、配点はここを見に行ってます。

http://www.sansu-olympic.gr.jp/2018_final_sokuhou/

 

算数オリンピックの解説は結構分かりにくいんですが、今年は1問を除いて理解できた。今年は問題自体もとっつきやすかったと思う(といっても、今までそんなに真面目に見てきたわけではないが)。全然わからなかったのが次の問題の解説

 

 

1から1024までの整数が順に並んでいます。次の操作を行って、数字を消していきます。

 

操作: 一番最初に書いてある整数を消す。その後は3個おきに消せなくなるまで整数を消す。

 

  1. 1000は何回めの操作で消えますか。(正答率28.06%)
  2. 1000は1番めの1から数えて、何番めに消される数ですか。(6.12%)

 

 

この解説が、

 

1024は4 X 4 X 4 X 4 X 4なので5回目の操作までは1024は消えることがありません。

さらに、それまでは1024は常に前の数字を消してから3番目の数字となります。

(以下略)

 

 

最初の文も次の文も全く意味分からず。(2)の解説のほうがまだ分かりやすい。

正答率が28%もあるからには、多分もっと簡単な別解があるに違いないとネットを彷徨うも見当たらず。クソーと思って寝たら、夜中目が覚めたら思いつきました。気になってそのままリビングいって紙と鉛筆だして解いてみる。うーん。やっぱり睡眠で考えが整理されるってあるんだなあ。栗田先生も書いてたが、この歳になってはじめて実感できた。

 

(つづく)

 

 

 

夏休み前のテスト

夏休み前にとある小さな塾の模試を受けてきた。

偏差値が出るとは思ってなかったが偏差値が出てきて驚いた。一方、受験者数も順位も出てこない変なテストではある。ほぼ毎日やってきた算数の偏差値が57なのにほとんど何もしていない国語は68。母集団のレベルも規模もわからないのでこれをどう評価すれば良いのかわからない。算数は、ミス多くてもう少し取れたはずとの思いはある。国語はなぜこんなに良いのか?客観的に見て大してできた内容でもないのに。

算数に強い塾なので、国語のレベルは大して高くないのではないか?などと思ってしまう。

まあ、国語の評価はさておき、次は算数を挽回できるように頑張ろう、と思っても次の模試は一体いつのことになることやら。

淡々と課題をこなす日々である。

栗田先生③スピードアップ算数その2

前回のつづきです。 

kerox.hatenablog.com

 まとめると基礎編は、受験算数を一通りやった人用に弱点のあぶり出しと、認識スピードをアップさせるため。問題はテスト方式で受験の算数を網羅すべく、様々な問題がランダムに並んでいます。

発展編の単純にその難しいバージョンではなく、単元別に分けられており、単元ごとの強化が可能。基礎編より難しい問題が含まれているが、それは*印で区別されている。

使い方としては基礎編であぶり出した弱点の補強にも使えるが、習得した単元ごとの強化のために使うことも可能。

我が家ではまだ一通り終わっておらず、基礎編はできないので、夏休みに復習を兼ねて発展編の中から単元を選んでやろうと思っています。

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発展編の場合、左のページに問題、右のページにヒントになるような図が書いており、解法のイメージを作れるようになっており、これはいいなと思っています。

使い方としても時々図を見て、解法イメージを喚起することが推奨されています。

ジュニア算数オリンピック結果

うーん。惜しかった。後小問一つでした。

今回は予選通過者は300名弱といつもより多かったようですが、採点表を見ていて気づいたのは、

正答率30%以上の問題を全問正解してようやく予選クリアできるということ。

また、今回だけかもしれないが、簡単な問題と難しい問題との落差が大きい。

正答率30%の下がいきなり15%までさがり、その下は一桁。数字だけからみると余裕を持った予選通過は結構厳しく感じる。

ただ、実際に問題を解いた感じでは一桁台の問題でもコツがわかればそれほどハードルは高くないとの印象。やはり時間が足りなくてそこまで手が回らないのかな。

 

碌に過去問対策もしない中、5年生に混じってよく頑張りました。最初は大会平均行けば御の字と思っていたので十分です。とはいっても、もしかしたらと欲が出たのも事実ですが。

まあ、来年は予選突破なんとかなりそうと感触も掴めたのでよかったかな。

来年に向けては、過去問から正答率30-40%台の問題を抜き出して挑戦することにしよう。

 

 

 

これからのテストの予定

そういえば今回の算数オリンピックが4年生になってからはじめてのテストだった。次は、夏に塾のテストがあるが、これは小規模で偏差値でないし。

本当は7月のSAPIXの組み分け(兼入塾)テストがあるが、これは予定が入っており、受験不可。次善として、前日の日能研の実力テストを考えているが、カミさんはそもそも4年の間はテスト受けなくてもいいと言っている(友達から吹き込まれたらしい)。しかも子供もテスト嫌いだし。

国理社が一体どこまで身についているのか。特に理社。やっているのは予習シリーズの音読と時々スタディサプリを見るくらい。これでどこまでテストに対応できるのか。

終了者の親御さんからは4年の理社は気にしなくてもいいと聞いたのだが、本当に大丈夫だろうか。

 

秋の全統中も気になる。小学生でも受験可能のようだ。公文では三教科とも中学過程行っているし、腕試しで中2あたりを受けさせて見たい。その前に数学は公文の中学過程認定テストを受験予定(国語はすでに合格)。英語はまだHなんで不安だが、秋までになんとかなるだろう。

中学受験と関係ないテストばかりだな。まだ4年だからまあいいか。

 

ジュニア算数オリンピック

昨日はジュニア算数オリンピックでした。

いつも行っている塾が教室なんで緊張しなかったと言ってましたが、緊張することもあるんだ、と逆に驚きました。

今年は簡単なようで、ファイナル通過点も高そうです。

息子は8問できたと言ってましたが、自己採点では60点前後。まあ、来年に期待ですね。

 

さて解答ですが、今年は下記のリンクでダイレクト繋がるはず。気になる人はチェックしてみては。時間より早くリリースされることもあるようです。

http://www.sansu-olympic.gr.jp/2018_try_sokuhou/soku_ans.php?e=2&i=01

これは、ジュニア算数。e=1で算数、キッズBeeはe=5に変更。

 

学習塾では、独自に解答速報出しているところもあります。

ウチはここでチェックしました。

https://www.socra.jp/event/560/

 

なお、ファイナル通過発表のダイレクトリンクはこちら

http://www.sansu-olympic.gr.jp/2018_try_sokuhou/finalist.php?n=2

 

問題8の10角形の問題は親の自分も解けなかった。

お世話になっている算数星人さんのサイトをチェックしたら、早くも解説がありました。

http://sansu-seijin.jp

星4つレベルの問題だったら最近ほとんど解けていたのに。悔しい〜。

全然解き方のアプローチが違いました。解説見た後では確か星5つのレベルではないと分かりますが、この発想は思いつかなかった。

栗田先生②スピードアップ算数

まだ実際に使ってはいないので、あーだこーだ言える立場ではないのですが。

スピードアップ算数は二種類あります。

栗田哲也先生のスピードアップ算数〈基礎〉―中学受験総合チェック

栗田哲也先生のスピードアップ算数〈基礎〉―中学受験総合チェック

 
栗田哲也先生のスピードアップ算数〈発展〉―中学受験総合チェック

栗田哲也先生のスピードアップ算数〈発展〉―中学受験総合チェック

 

Amazonでスピードアップ算数を検索してもなぜか基礎しか出てきませんね。

しかし、レビューは同じという。どっちの本のレビューなのかわかりません。

あと、基礎が1,300円なのに発展は3,000円と異様に高い。で、なぜなのか人柱で実際に買って見ました。

それで、納得。

f:id:Kerox:20180609221027j:plain厚さが全然違いますね。

f:id:Kerox:20180609221256j:plainこのように、回答が取り外せるようになってます。

f:id:Kerox:20180609221547j:plain大きな違いは、基礎は中学受験をカバーする一回50分のテスト形式になっているのに対して、発展はこのように単元別の構成になっているところです。そして、問題と解説のボリュームも全然ちがう。

普通、基礎に対しての発展ということで、基礎と同じ方式の難しいバージョンかと思ったら、全然違う。

そういうわけで、名前と逆に発展の方が使い勝手が良いという印象です。

 

つづく